[Concert] Koh Igarashi Ricital 01 Guest:片山柊 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 12月 03, 2019 Koh Igarashi Ricital 01 20.01.18(土)15:30-/15:00open hall60 明治神宮前 Guest:片山柊 piano バッハ、日本歌曲、現代音楽まで。クラシックギター奏者・五十嵐紅のリサイタルシリーズ。 ご予約 Info@50gt.jp 050-3573-4980 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
トランペットとクラシックギターという"変な編成"をやる意義 1月 07, 2018 こんにちは、クラシックギターの五十嵐紅です。 この度、僕が主宰する「水曜日のクラシック」にて、 トランペット奏者の籠谷春香さんと共演します。去年、当コンサートがきっかけで共演し「面白い」と意気投合。今年は1/10@原宿「 テレマン→ファリャ 」(残席あり)、2/17@札幌「トランペットとクラシックギターin札幌」を控えています。 さて、クラシックがお好きな方でも珍しく映るこの編成。今回はブログの表題についてお話ししたいと思います。僕と籠谷さんの共演のきっかけは以前の対談をご覧ください。(→ www.koh-guitar.com/wedtalk08 ) 【アウトライン】 ・良さ ・弱点 ・楽曲について ・トランペットとクラシックギターいう変な編成をやる意義 ・この編成の良さ 管楽器のトランペットの伸びやかな音と、撥弦楽器であるギターは、発音の仕組みの違いから音色が大きく異なるため、お互いの良さを引き立てるように思います。(これは他の楽器にも言えることですが) また、持ち運びができるため、場所を選ばず演奏することができます。この編成に合う楽曲を探し、開拓していく「宝探し」のような楽しみもあります。 ・弱点 音量差が大きいです。クラシックギターはそもそも音量が小さく、トランペットとの演奏では必ずPA(マイク、アンプ)を用います。そのため、なるべく不自然な電子音にならない音作りに気を使う必要があります。トランペット奏者もギターの繊細な響きを気使う演奏が必要になるため、高い集中力が求められます。特にバロック音楽においてはピアノ伴奏以上に繊細な表現が求められます。 ・楽曲について 前提としてこの編成でのクラシック楽曲は(ほぼ)ありません。基本的に我々のデュオでは、僕が編曲をしています。 相性がいい楽曲の筆頭はバロック音楽です。ギターでのバロック音楽は、当時のチェンバロ(ピアノの原型)や、リュート(ギターの親戚)に音が似ているため、相性が良いです。トランペットはバロック音楽のレパートリーも多く、その中でも我々はテレマン、ネルーダの作品を好んで演奏しています。籠谷さんはピッコロトランペットを使用し演奏しています。 ... 続きを読む
微分音の新表記! 5月 13, 2014 ドイツでマイクロトーン(微分音)の 名称 が付けられたそうです。 ◼︎音階おさらい◼︎ ドレミファソラシ(イタリア) ハニホヘトイロ(日本) CDEFGAH(ドイツ) クラシック音楽ではドイツ音名を頻繁に使います。 マイクロトーン(微分音)とは! 半音よりさらに細かい音程。 例えば ド-レの間にはド♯(レ♭)=半音 ド-ド♯(レ♭)の間=微分音 尺八や声明などで表現されるよくわからない音程が微分音です。 今回記譜法が定着することにより微分音を使用しやすくなります。定型化により、微分音を用いた新曲がより増えるかもしれません。(訂正 記譜法自体は以前より存在するようです。) 音楽家にも耳の良さが求められます。 作曲家「微分音お願いします」 僕「無理です」 耳鍛えなきゃ! 音楽家の皆様頑張りましょう。 あと音痴って言われたとき 微分音って言えばなんかすごい人になります。 追記 記譜法については以前より存在するものの、 書式が統一されていないようです。 また既に微分音を用いた現代曲は存在します。 (民族音楽では微分音はごく普通に用いられてます) 情報ソース ドイツライプツィヒ音大の作曲科教授、C-S.Mahnkopf氏がある日本音楽関係の方(面識はありません)にこの情報をメールを送られたそうです。 現在ライツプィヒ音大ではこの名称を義務化しているようです。 微分音についてさらにまとめました! 興味のある方はどうぞ。音源もあります。 微分音の使用例 http://50gt.blogspot.jp/2014/05/blog-post_7312.html <ブログマップ> - 自己紹介 - YOUTUBE (音源) 雑感 - クラシックな話 - ギターつれづれ - ふいに語る 好きなこと - 散歩 - 映画 - 読書 - 音楽 -------------- コンサートの出演依頼などお気軽にお問い合わせください。 gt.50arashi@gmail.com 続きを読む
微分音の使用例 5月 14, 2014 こんにちは、五十嵐紅です。 髭美人歌手の記事 を更新したばかりでございますがまた登場。 さて、微分音という文字を見すぎてゲシュタルト崩壊です。 そろそろブビンオンに見えてきました。 twitterをはじめとして予想以上に反響が大きいため、 追加の記事を書かせていただきます。 僕自身が微分音楽に詳しいわけではないので ほんの少しですが勉強させていただきました。 (といってもインターネットと家にある音楽関連の本程度の知識です。間違ってる点もあるかもしれませんのでご参考までに) ■音楽での登場例 前の記事では尺八や声明といった日本音楽を取り上げました。 民族音楽には多くの微分音が含まれています。 微分音を用いた現代作曲家は ヴィシネグラツキ 、 カルロス 、ハーバが代表されるそうです。 ヴィシネグラツキ以外は知りませんでした。(勉強不足でスミマセン。。) ・ヴェシネグラツキ(ロシア) 1893年生まれ。微分音を用いた「超半音階技法」を追求したようです。 ・ウェンディ・カルロス(アメリカ) 1939年生まれ。キューブリック作品「時計仕掛けのオレンジ」で音楽を担当。キューブリックの音楽!へーおもしろい人!そういえば変な音楽だった気も。 生年を見るとずいぶん前から微分音を取り上げる試みが行われていることがわかります。 ということで 微分音を用いた現代曲は既に存在しています。 ■楽器 基本的にはほとんどの楽器で微分音を出すことができます。 楽器自体の本来のチューニングをずらすだけでそれは微分音です。 一見微分音を出しにくそうなピアノでも調律を変えれば良いわけです。 先程紹介した ヴェシネグラツキ も微分音を用いたピアノ作品を書いています。 プリペアド・ピアノやプリペアド・ギターという音程という概念から外れた楽器がありますが、こちらも微分音です。 ギターのチョーキングも微分音ですよ。 エレキギターの弦を上に釣り上げてキュィイィィンて出る音です。伝わるかな笑 (ギタリストなら触れてほしいというご意見が。その通りでございます) それでは微分音楽の動画を貼り付けますのでお楽しみください。 めちゃめちゃ怖いです。(見れない方はコチラ https://www.youtube.co... 続きを読む